私のガンの始まりは、34歳のときでした。
朝の着替えのときに、左胸のしこりに気がついたのが
もうすぐ子供達の夏休みが始まろうとしている7月でした。
その日のうちに、病院に行き、1週間後に乳がんの宣告を受けました。
実は、その前の年に、母が子宮がんで手術をしていて、
いつかは、私もガンになるんだろうなぁ~と、覚悟していたこともあり、
そんなに、ショックではなかったのです。
最初に思ったことは、
「私で、よかった。。」
もし、子供のどちらかが、ガンの宣告を受けたら、
とても精神的に耐えられなかったかもしれません。
ただ、親不孝をしてしまって。。
ガンになるたびに、私の母が涙を隠すように、後ろを向いて、
「私がなれば、よかったのに。。。」と、言葉を詰まらせていました。
その背中を、忘れることは、できません。
ごめんね。。
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